つわりってこんなに大変だったの?妊娠初期まとめ

妊娠・出産

妊娠がわかり、本来なら喜びでいっぱいになるところ。ところが、喜ぶ間もなく悪夢のようなつわりがはじまってしまいました。

そんな妊娠初期(妊娠2-4カ月/4-15週)を振り返りたいと思います。

つわりのはじまり

妊娠がわかってすぐ、5週目くらいからつわりがはじまりました。

最初は「ハンバーガーが食べたい!」という謎の症状から。つらいと言うより、むしろ不思議なものだなと面白がっていたくらいで、今思うとつわりの恐ろしさを甘くみていました。この「ハンバーガーが食べたい!」症状はほんの数日で終了。そこから悪化の一途を辿ります。

7週目に入ると、水すら飲めなくなってしまいました。

もともともどすのが苦手なため、固形物をもどすことは少なかったものの、胃液をひたすらもどし、体重はみるみる減少。ピークには結局9キロもマイナス。ほぼ寝たきりでなにもできない状態になってしまいました。

部屋の空気の匂い、屋外の風の匂いすら気持ち悪い。冷蔵庫を開けるのは恐怖でしかありませんでした。

海外でのはじめての入院

そして7週目の終わりに、はじめての海外での入院を経験します。

脱水症状のため、ひたすら点滴。日本での妊娠の場合、よく通院での点滴をしたという話を聞きますが、なぜだかその選択肢はありませんでした。

自宅の匂いよりも病院の匂いの方がまだマシに思えたため、ずっと入院していたかったのですが、加入している保険会社の都合で長期入院ができず、4日で退院することに。

しかし、食べれるようになったわけでも、飲めるようになったわけでもなく、入退院を繰り返すことになります。結局2か月間の間に4回も入院しました。

最後の入院は12週目の時。早い人だとつわりも終わる時期です。「このまま出産までつわりが終わらないんじゃないか…」と戦々恐々としていました。

最後となる4度目の退院の翌日、体調が割とよく、「もしやつわりも終わり?」と浮かれたのですが、点滴が効いただけの一時的なものだったようで、その翌日には自宅で変わらずの寝たきり生活に戻りました。

体調が悪い時は、頭痛もひどく、携帯すら見れないのですが、少しでも体調のいい時には「つわり いつ終わる」などと、ネットで検索して救いを求めていました。

みんな考えることは同じのようで、ネット上には自分と同じように苦しむ人の書き込みがたくさんありました。それらを見て、「つわりでつらいのは自分だけじゃない」ととても励まされました。

主治医には「出産まで続く人もいるから、何もしてあげられなくてごめんね」と言われてしまい、「私はそのタイプなのかな?」と余計に不安になってしまいました。英語なので細かいニュアンスがわかりづらくいちいち不安になっていました。

こんな状態で、水すらまともに飲めなくても赤ちゃんは大きなトラブルなく育ってくれていいました。人間の体って本当に神秘です。

食べたいものがない…日本にいたかった

後になってこの頃のことを振り返ると、もしかして日本でつわりの時期を過ごしていたならば、ここまで状態は悪化しなかったかもしれない、と思います。

なぜなら、食べたいと思えるものが海外に比べるとあったと思うから。

つわりになるまでは、最低限の日本の食材も手に入るし、自分で料理を作ればいい。そこまで食べるものに困ることはありませんでした。

しかし、いざつわりになってみると、そもそも料理することができない上に、口にできるかな?と思えるものがほとんどなくなってしまう。「たらみのフルーツゼリー」試してみたいな、と思っても手に入れることなんてもちろんできません。

この時ほど、日本にいればよかった…と思ったことはありませんでした。

結局、つわりのピークにほんの少し食べられたのは、私の場合、ヨーグルトとパイナップルでした。

水が飲めれば入院は回避できたかもしれなかったのですが、水はなかなか飲めるようにならず、飲み物の中では、アップルジュースがどうにか少し飲める程度でした。

つわりトンネルの出口が見えた!

転機が訪れたのは14週目に入って。

「あれ?気持ち悪さがましに…?」いやいや、また一時的なものだから浮かれちゃダメだと思ったのですが、そこから少しずつ飲めるように、食べられるように、そして動けるようになりました。

まだ気持ち悪いものの、14週のうちに、料理が作れるまでに回復しました。つわり中は家事全般つらかったのですが、中でも料理は最難関。匂いがとにかくつらい。多少気持ち悪くなりつつも、どうにか料理が作れた時は、ものすごくホッとしました。

ただ、食欲は戻りませんでした。

つわりのぶり返し

これはつわりが終わったのかも…嬉しい!その一心で、寝たきりだった2か月を取り戻そうと久しぶりに近所のスタバで英語の勉強をしてみました。

ところがその翌日。

「あれ?あまり体調が良くない?」と思っていたら、激しい頭痛が。薬も飲めないし、とにかく頭痛の続く時間が長い。これまで経験してきた偏頭痛とはなにやら様子が違う。結局、寝たきりでまる2日過ごしました。

その後また回復したものの、これはいわゆる「つわりのぶり返し」だったのでは?と焦ってネットで検索すると、15週目前後で同じようにぶり返している経験者の方が多数。

「つわりが終われば妊娠前のような体調に戻れる」と希望を抱いていましたが、結局その後、妊娠中期に入ってもつわり症状が完全に消え去ることはありませんでした。どこまでがつわりで、どこまでが妊娠に伴うマイナートラブルなのかははっきりしませんが、ひとつの身体をふたりで共有するのはそれだけ特別なことなんだと思います。

マタニティライフへの過度な期待は危険?

よく「マタニティライフ楽しんで!」と言ってもらうことがあります。

もちろん、妊娠中という人生の中でもごく限られた時間は貴重です。普段は感じないこと、体験できないことがたくさんあります。

また、いったん出産を終えれば、子どものいない生活や夫婦ふたりきりの時間はしばらくはありません。そういった意味でも、出産までの時間は大切です。

ただ、過度な期待は禁物。

妊娠中はなにが起こるかわかりません。

もちろん、つわりが全くない、マイナートラブルも比較的少なめという幸運な方もいますが、そればっかりは妊娠してみないとわかりません。

かく言う私もここまでつわりに苦しめられるとはちっとも想像していませんでした。それに、恥ずかしながらつわりがこんなにつらいものだなんて知りもしませんでした。

あらゆる体調不良が一身に襲ってくるんです。「えっ?これって妊娠のせいなの?」と思って調べると、全てつわりの一種、妊娠するとよくあることだと知ってびっくりでした。

頭痛、倦怠感、眠気、不眠、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、腰痛、耳鳴り、耳の痛み、目眩などなど…

妊娠前の無知が故、突然のつわりに身体も気持ちもついていかず、心身ともにすっかり疲弊してしまいました。つわりのなかった方、もしくは軽かった方の話を聞いて、マタニティライフに過度な期待をしてはいけないなと思います。

妊娠初期はおなかが大きいわけでもなく、妊娠についての知識も不十分。

赤ちゃんを守るためにも、無理をせず、体調第一。

安定期に期待し過ぎない!妊娠中期まとめ

2018年3月6日