現在英語学習歴約5年。(2020年1月現在)31歳の時に英語を学習し始めました。
その結果、「英語を仕事で使ってます!」「英語ペラペラです!」と言えればかっこいいのですが、残念ながらまだそのような域には達していません。
妊娠発覚以来、英語学習自体お休みしてしまっていますが、落ち着いたら復帰予定。自分を鼓舞する意味も込めて、これまでの英語学習を振り返ってみようと思います。
英語苦手の歴史
「私は英語が苦手なのではないか」と初めて自覚したのは中学3年生の時。英検3級の1次試験に落ちたのです。学校で団体受験をしていたので、合格者はみんなの前で名前を呼ばれて2次試験の案内を受け取っていくのですが、ちっとも呼ばれない。受験生の大半が合格していたのに、正直「まさか…」と思いました。
この経験によって、「私は英語ができない」という自己暗示みたいなものを自分自身にかけるようになってしまったのでした。
高校生になってからは、英語のみならず他の教科でも落ちこぼれたので、特段英語を意識してはいませんでした。ただ、大学受験を私立文系に決めた時点で話は変わってきます。数学は諦められても、英語は諦めるわけにはいかなかったのです。
幸い国語が唯一の得意教科だったので、高校3年生の1年間は、とにかく受験をしのぐことだけを念頭にほぼ英語だけを必死で勉強しました。
その結果、希望の大学に合格したものの、英語嫌いは拍車をかけることになってしまいます。そして、「もう英語なんて勉強したくない」という心の声に忠実に大学時代を過ごしてしまいます。
当時、半ば強制的にTOEFLを受験した記憶はあるのですが、結果はもとより試験中の記憶が一切ありません。(たぶん寝ていたのでしょう…)
31歳英語と向き合う
社会人になってからも英語と縁の全くなかった私が、突然英語に目覚めたのは31歳の時。
家庭の都合で一時仕事を辞めることになったのです。
再び就職する時に、「きちんと仕事を見つけられるように」「やりたいことができるように」と資格試験の勉強をすることにしました。その時に、なぜだか勉強欲が異様に高まっていた私は、英語も身につけてさらにスキルアップしたいと身の程知らずな野望を抱き、無謀にも資格試験と英語の勉強を並行して始めるのでした。
結果論ですが、これが飽きっぽい私には功を奏しました。
日本語で法律を追う勉強と、全く異なる言葉を身につける勉強。それぞれリフレッシュして勉強することができ、飽きずに継続できた理由のひとつだったと思います。
NCC綜合英語学院との出会い
とは言え、これまでまともに英語と向き合ってこなかった私が、独学で英語を身につけられるとは到底思えませんでした。
あらゆる英語学校をネットで探しました。いわゆる英会話スクールでは埒が明かないことは自覚していたので、基本からきっちり身につけられる日本人教師の学校を探すことに。
そんな中見つけたのが、NCC綜合英語学院。
ホームページの迫力と雰囲気にビビりながらも、もうこれが英語と向き合う最初で最後だから…と自分を奮い立たせて説明会に。
説明会でもビビりました。先生の熱意と、納得できることしかない説明に。受験勉強をしたところでさっぱり喋れない理由もよくわかりました。
授業についていくのが大変そう、という恐怖ももちろんありましたが、ここならもしやどうにかなるのではという期待の方がずっと大きくて、入学を即決。今となっては、この判断をした自分に「よくやった!」と言ってあげたい。
現在の英語力は?
TOEICスコア
まず、TOEICのスコアの変遷とともに思い出を振り返ります。ちなみに目標は840点と設定して勉強開始。履歴書に堂々と書くにはこのくらい必要だろうと考えていました。
- 2014年4月:490 まだ本格的に英語を学習し始める前。ただ、対策本はやりました。
- 2014年12月 NCC綜合英語学院に入学。英語の学習を本格的にはじめる。
- 2015年3月:715 テンションが上がる。NCC授業+特別課題+TOEIC対策。
- 2015年11月:700 点数が下がる現実を目の当たりにする。
- 2015年12月:730 世の中そんなに甘くない停滞期。
- 2016年2月 8週間フィリピンに語学留学。人生ではじめて英語を話す必要に迫られる。
- 2016年3月:780 光が差す。フィリピン語学留学効果ではなくNCC効果。
- 2016年4月:885 連続受験の効果あり。目標達成。旧形式テスト最終回にて。
- 2016年5月:840 新形式テスト初回。新形式テスト対策をしなくても840点とれて安堵。
英語喋れるの?
全く喋れないことはないけど、ちっともペラペラではない。端的に表現すると、こんなところだと思います。
ただTOEICで高得点をとるだけではなく、コミュニケーションが取れるようになることを目的にNCCの学習方法を基本に勉強してきた(つもり)です。
現在住んでいる場所は、少し特殊な場所です。
母国語は英語ではないのですが、とにかく外国人が多い。そのため英語が共通言語。ただし、ネイティブスピーカーは希少。皆、第二、第三言語として英語を使っています。英語が母国語の国よりは英語レベルが低くても過ごしやすい、英語初心者にとっては優しい環境です。
この優しい環境下で、ではありますが、日常生活の大半は自力でどうにかなっています。買い物、携帯が使えなくなった、トイレが壊れた、病院の予約、入院…など。
既に入院も経験しましたが、現状説明、既往歴説明など一通りどうにかなりました。「どうにかなった」というのは、文法的に正しく流暢な英語で伝えられた、という意味ではなく、文字通り伝えたいことがどうにか伝わったレベルですが。
玉砕し続けているのが銀行のコールセンター。電話でネイティブに近いスピードで話され、しかも込み入った話題だとなかなか難しかったです。
今後の目標
「英語で仕事ができるレベル」を目標にしています。
もちろんどの国で、どんな仕事をするかによって大きく異なるとは思いますが、自分のイメージするこの「英語で仕事ができるレベル」はまだまだ遥か遠くにあります。
妊娠発覚とともにはじまった悪夢のつわりをきっかけに、一時期英語学習はお休みしてしまいましたが、無事に出産を終え英語学習に復帰しています。まだまだ子育てに手がかかるので、自分のペースでゆっくり勉強することはできません。でも、工夫しながら学習を継続しています。子どもに「勉強しなさい」と言うのではなく、「一緒に勉強しよう」と言える親になりたいな、と思っています。