少しづつ体型が変化し始めると、まず必要なのがマタニティ下着です。
私は妊娠16週の時に日本に一時帰国したので、その時に必要なものを買うことにしました。
妊娠初期のマタニティ下着事情
妊娠初期は、体型の変化はまだほとんどありません。そのため、わざわざ用意しない人も多いかと思います。
私の場合は、つわりがひどく、ブラジャーはどんなものも全く付けることができませんでした。胸元を少しでも押さえられると、とにかく気持ち悪く、どうしようもありませんでした。ほぼ寝たきりで外出することはありませんでしたが、唯一の外出、病院の検診すらノーブラで行っていました。
ショーツは違和感がありながらも、もともと持っていたものを使っていました。
おすすめマタニティ下着
マタニティショーツ
マタニティショーツは、ユニクロの「ウルトラシームレスショーツ(ヒップハンガー)」を熱烈におすすめします。
ユニクロHPの商品紹介ページはこちら。
このショーツ、縫い目がなく、どこも圧迫されず、本当に快適です。まるで何も履いていないかのような履き心地なんです。
つわりのピーク時に出会っていたかったと心底思っています。
このショーツに出会うまで、私は「マタニティショーツ=お腹まですっぽり包む大きなショーツ」だと思っていました。
このユニクロのウルトラシームレスショーツはヒップハンガーなので、当然、お腹をすっぽり包むことはできません。
ただ私の場合、お腹はそもそも、薄い腹巻、トコちゃんベルト、さらし、さらにマタニティレギンスで何重にも包まれている状態なので、ショーツまでお腹をすっぽり包む必要性がありませんでした。冬であれば防寒の意味はあるかと思いますが、冬も暖かい国にいたため、そこまで必要ありませんでした。
それから、トイレの時に不便だという問題もあります。ショーツの上からトコちゃんベルトやさらしを巻いてしまうと、トイレの度に付け直さなくてはいけません。
私の場合は、まず下着代わりに薄い腹巻き、その上にトコちゃんベルト、さらし、そしてその上にユニクロのウルトラシームレスショーツを履いています。(この順番をマミーサロンでもおすすめしていました。)
トコちゃんベルトやさらしに限らず、骨盤やお腹を支えるようなものを巻く場合には、それらの邪魔にならないショーツを選ぶとよいです。
履きはじめた当初は、一番下ではなく、腹巻やベルトより上にショーツが重なることに抵抗がありましたが、このウルトラシームレスショーツは、そもそも履いている感覚が少ないので、すぐに慣れ、違和感はなくなりました。
ちなみに、このショーツ、普段よりワンサイズ大き目を選んでちょうどよかったです。体型変化と、ショーツの下にトコちゃんベルトなどがあるためです。
個人的には、妊娠期間が終わってもおそらく使い続けると思います。そのくらい快適で、お値段も590円+消費税なので、買いやすいです。
マタニティブラジャー
マタニティブラジャーは、妊娠前から持っていた、フェリシモの「のびのびヨガ気分ストレッチブラ」が重宝しています。
フェリシモHPの商品紹介ページはこちら。
マタニティ用にわざわざ用意したものではないため、妊娠と関係なく今後も使えます。
ただ、多くの方は、マタニティブラを購入する時は、後々の授乳の時にも使えるものを選びます。このブラは授乳を想定して作られたものではないので、授乳時にも快適かは未知数です。ショーツとセットでの販売しかなく、通販のみで試着もできません。
新たにマタニティ用として買うことまではおすすめしませんが、今後マタニティと関係なく使いそうであれば、購入してもよいと思います。
このブラは2枚しかなかったので、ワイヤー入りとワイヤーなしのマタニティブラを1枚ずつ買い足しました。妊娠中に結婚式に行く予定もあったので、ワイヤー入りのしっかりしたものも念のため1枚用意しました。
授乳に対応するためフロントホックのマタニティブラもありますが、個人的に外出先などで授乳の際にホックをとめなおすのは煩わしいので、全て胸の部分をめくればいいようなものを選んでいます。
また、ユニクロのブラトップシリーズをマタニティブラ兼授乳ブラとして使っている友人も多いです。「とにかく楽!」とのこと。
ただ私は、ブラトップはブラジャーのみよりも逆に肌に密着して締め付けられる感じがして、買ったものの妊娠中は使わないままになりそうです。
- 胸のサイズ変化に対応できるよう、肩紐とホックの調節が大幅にできるか
- 授乳に対応しているか
- 苦しさや気持ち悪さを感じないか
つわりの状況や、胸のサイズ変化、締め付け感の感じ方も人それぞれなので、試着してとにかく楽なものを選ぶとよいと思います。
マタニティレギンス
マタニティレギンスは、ユニクロの「マタニティレギンス(10分丈)」を愛用しています。こちらもかなりのおすすめです。
ユニクロHPの商品紹介ページはこちら。
このレギンスのおすすめポイントはゴムを使っていないこと。
お腹部分をゴムのラインではなく、生地の面全体で包んでとめてくれます。ゴムがないからといって、ずり落ちることもなく、かと言って、全体的に圧迫されるようなこともありません。
私は妊娠中期に入ってからも胃のむかつきが続いていたため、胃の部分を圧迫されないこのレギンスは本当に助かりました。
思っていたより難しいマタニティ下着選び
マタニティ用の下着は、できればわざわざたくさん購入することは避けたいもの。
でも、まだまだ体形変化のはじまったばかりの頃に購入する場合が多く、今後自分の体形やつわりの状況がどう変化するかを見定めることなんて到底できません。
可能であれば、たくさん一度に買うことは避け、手持ちの下着で使えそうなものを使いながら様子を見て購入することをおすすめします。