安定期に期待し過ぎない!妊娠中期まとめ

妊娠・出産

「安定期」と呼ばれる、妊娠中期(妊娠5-7カ月/16-27週)。

「安定期」と呼ぶからには、体調も赤ちゃんの状態も全てが「安定」するものだと思っていました。流産のリスクは確かにこのくらいの時期から減るとされていますが、決して母体の状況も含めて「全てが安定する」わけではありませんでした。

とは言え、寝たきりから脱した妊娠中期を振り返りたいと思います。

妊娠中期序盤(5カ月)

妊娠中期に入り、寝たきりにならなくてはならないようなつわり症状は落ち着き始めました。まだつわりがぶり返し、頭痛や吐き気に悩まされることはありましたが、その頻度も徐々に減ってきます。

戻らない食欲とおかしいままの味覚・嗅覚

食欲はなかなか戻りませんでした。目の前に食べるものを出されれば、妊娠前の半分くらいは食べれるようになったものの、自分から「あれ食べたい!これ食べたい!」という気持ちには全くなりませんでした。

もともと白いごはんが大好きだったのに、ごはんと常温の水はまだ受け付けませんでした。パスタやサンドイッチの方がまだ食べられていました。

食欲がなく、味覚や嗅覚もおかしいままの状態で料理を作るのもなかなかの苦痛でした。料理の味見をしても、味がよくわからず苦戦しました。

冷蔵庫は開けられるようにはなりましたが、納豆やキムチの匂いはまだまだつらかったです。

胃もたれは一向に改善しませんでした。特に夜間横になるとかなり気持ち悪い。気持ち悪さと頻尿の影響で連続して睡眠がとれるのは3時間程度。これでもつわりのピーク時は1時間おきに目が覚めていたのでだいぶ眠れるようになりました。

日本への一時帰国

妊娠中期に入ってすぐ、日本に一時帰国しました。12月の寒い日本への帰国でした。

日本に帰国中、移動の疲れのせいか、寒さのせいか、そもそもつわりがまだ終わっていなかったのかわかりませんが、体調が良くない日もありました。頭痛のひどい日はなかなか起き上がれませんでした。

しかし、日本に戻って食べられるものの選択肢が増えたことで、食欲は少しずつ戻っていきました。

ただ、もどすことはありませんでしたが、なにか食べている時以外は常に気持ちが悪く、かと言って調子に乗って食べると夜中気持ち悪くて眠れない事態に。食べづわりの一種だったのでしょうか。飴やチョコを食べたり、夕食を減らしてなんとかしのぎました。

それから、偏食が加速。せっかく日本に帰ったのに、和食が食べたいとは全く思いませんでした。

真っ先に食べたかったのが五右衛門(パスタのチェーン店)のタコのペペロンチーノ。本当に自分でも「なぜ?」という選択。結局日本滞在中に2度もわざわざ食べに行きました。

白いごはんと和食のおかずという組み合わせが気持ち悪くて、なかなか理想的な食事はとれず。ただドバイよりも圧倒的に食べたいと思うものが多く、ここが母国だとしみじみ感じました。

18週のうちに海外に戻ってきました。ここで突然、5日間ほど完全に寝たきり状態になるまでにつわりがぶり返しました。完全に油断していました。

日本では普通に食べていたのに、全く食べれなくなってしまいました。このまま、あの地獄の寝たきり生活に戻ってしまうのかと思いましたが、数日で普通に家事ができるまでに復調。

とは言え、「安定期になったらスッキリつわりが終わる」という思い描いていた理想の状態にはなりませんでした。

耳管開放症

妊娠中期に入って新たに起きた不調が、「耳管解放症」。耳が詰まったような感じがして、自分の声や呼吸が響いくような感じがします。

声を発するとものすごく響くので、とにかく違和感が強く、気持ち悪いです。もともと耳が弱いので、妊娠前からたまに起きていたのですが、あまりに頻繁に起こるので、「妊娠の影響なのかな?」と思って調べると、案の定でした。

ただ、一時的ではあるものの、解決策を発見。横になると症状が急に落ち着くことに気付いたのです。横にならなくても頭を下げて、頭に血液がいくようにすると症状が落ち着きます。街中で急に頭を下げるとかなり怪しいのですが、どうしても症状が落ち着かない時は目立たない場所で頭を下げて少し休憩すると、一時的に症状が改善します。

妊娠中期中盤(6カ月)

アルフォートが食べたい

食欲はすっかり戻ったものの、相変わらず口の中はずっと違和感があり、気持ち悪いままでした。うまく表現できないのですが、苦い味がずっと口の中に広がっています。

なにか食べている状態の方が気持ち悪くないので、飴やチョコをついつい食べてしまいます。

日本に一時帰国していた時に買っていたアルフォート、お土産のつもりだったのに、全部自分で食べてしまいました。それでも足りず、アルフォート欲しさに、ドバイのスーパーで似たお菓子をたくさん試しました。

妊娠してはじめての風邪

この頃、妊娠してはじめて風邪をひいてしまいました。

「妊婦は免疫力が落ちる」とは聞いたことがありました。通常、身体に異物が入るとそれを排出しようという力が働きますが、赤ちゃんを異物として排出しようという力を働かせなくするために、免疫力そのものをあえて落とした状態にするそうです。

理屈では納得なんですが、風邪もひきやすい、病気も重症化しやすい、好きに薬も飲めない状態ということ。よくよく考えると恐ろしいです。

極寒の日本一時帰国中もなんとか風邪をひかずに耐えたのに…。いつもは喉から具合が悪くなるタイプなんですが、今回はいきなり鼻水。その後微熱。「このまま熱が上がったら病院に行った方がいいのかな?」と考えていましたが、しっかり寝て汗をたっぷりかけたので、37度くらいの熱は2日で下がり、大事には至りませんでした。

久しぶりに派手にもどす…

22週目の時、久しぶりに派手にもどしてしまいました。

その日も夜横になってから胃のムカムカが続いていました。でも、毎日のように夜横になると気持ち悪くなっていたので、さほど気にしていませんでした。

ところが明け方、前の日の夕食をとってから8時間以上経過した後で、食べたものをほぼ未消化のまま、血とともにすべてもどしました。

さらに39度近くまで熱が出て、入院が頭をよぎりました。でもこの熱も1日で下がったため、自宅で数日絶食。その後、お粥から少しずつ食事を戻していきました。しばらくはお粥一口、ジュース一口だけでも気持ち悪くなってしまい、なかなか食べられない日が続きました。

胃腸の働きが落ちているにもかかわらず、食欲が戻って嬉しくて、ついつい食べ過ぎてしまったことを反省しました。

 妊娠中期終盤(7カ月)

やっと胎動がわかるように

24週目くらいになって、やっと胎動がわかるようになってきました。

はやい人だと16週目くらいにはわかると聞いていたので、不安になっていました。腸が動いているのか、胎動なのかわからず、「今のもしかして?」「これは違うかな?」と毎日思っていました。

24週目に入って、ようやく、「これは胎動だ!」とはっきりわかって、ホッとしました。

チョコレートホリックと体重増加

口の中に広がる苦味と、食べていない時の気持ち悪さはそのまま継続しました。

チョコレートが口の中にあると、変な苦味を感じず気持ち悪くないので、ついついチョコレートを食べてしまっています。

病院では体重増加を指摘されることがまったくないため、9キロほど減った体重は完全に戻ってしまいました。ここからが本当に怖い。日本に戻ったら一体なんと言われるのでしょうか…。

これが噂のむくみ!

これまでも「むくんでるな~」とは思っていましたが、26週目に、これまでのむくみとは違う病的なむくみをはじめて目の当たりにしました。ふくらはぎがパンパンで、重いだけでなく、痛い!

妊娠中期に入ってからずっとしていたことでしたが、着圧ソックスを履いて、さらにクッションを置いて足を高くして一晩寝るとどうにかおさまりました。

身体の自由がきかなくなる

27週目には、子の推定体重が1キロを超えました。お腹は大きくなり、物理的に不自由になってきました。

立ったりしゃがんだりがつらいので、お風呂掃除やトイレ掃除は一苦労。靴下を履いたり、爪を切ったり、パンツを履いたりするのも「よっこいしょ」と一苦労。長い階段を上ったり降りたりするのは怖くなってきました。

寝る時の体勢は、どのような形もしっくりこなくて、クッションを動かしながら毎晩格闘しています。

身体の自由がきかなくなるのはまだはじまったばかりで、きっとここからますます大変になるはず。未知の世界に突入です。

安定期と言うけれど

「安定期」と言えど、あらゆる不調に右往左往した3か月間でした。日々変化する自分の体調変化になかなか気持ちがついていかないこともありました。しかし、妊娠初期の地獄のつわりから解放され、食べられることの幸せを噛みしめることができました。

胎動があったり、子どもが大きくなっていることがわかったり、お腹が大きくなったり、妊娠している実感がようやく湧いてきました。

妊娠後期は、日本に帰国して過ごすことになります。出産準備もこれからです。無理せず、残りの妊娠生活を大切にしたいと思います。

つわりってこんなに大変だったの?妊娠初期まとめ

2018年2月18日