妊娠中に病院で使える英語①既往歴の説明

妊娠・出産

妊娠してから検診はずっと海外で受診しています。主治医はフランスの方で、やり取りは英語。つわり入院時も含めて、ほぼひとりで受診を乗り切っています。

英語母国語圏に住んでいるわけではないので、英語母国語圏で不自然でないかはわかりません。主治医(フランス語が母国語)や入院時にお世話になった看護師さんたちも英語のネイティブスピーカーはほぼ皆無だったので、特殊な環境かもしれません。

「最低限これだけ伝えられればどうにかなる」と思う、実際に使った英語をご紹介します。

まず、既往歴(Past History)を説明できるように準備しておくことを強くおすすめします。

産婦人科に限らず、日本と同じように初診時には必ず聞かれます。問診票に記載する場合は、調べながら記載することができるのでまだよいのですが、口頭で聞かれる場合には準備しておかないと焦ります。

ちなみに、かかりつけの内科クリニックでも、産婦人科でも、問診票は住所などの簡易なもので、既往歴などは全て口頭での問診でした。日本ほど病院が混んでいないので、ひとりひとりの患者にゆっくりと対応して下さる印象です。もちろんありがたいのですが、そのぶん、自分で自分の既往歴や状況をしっかりと説明できる必要があります。

また、私は同じ病院に4度入院したにも関わらず、毎回同じように既往歴を聞かれました。(前回のカルテは何処へ…?)しかも、入院受付で聞かれ、救急の点滴処置中に聞かれ、病室に通されてからも聞かれました。(情報共有はどうなってるの…?)同じことを何度も聞かれ過ぎて、既往歴の説明だけは上手に説明できるようになりました。

産婦人科系疾患の名称

    産婦人科系疾患の名称例
  • fibroid (子宮筋腫)
  • uterine cancer (子宮体癌)
  • cervical cancer (子宮頸癌)
  • endometriosis (子宮内膜症)

特に婦人科系疾患の名称は事前に要確認です。

パートナーが診察に同行してくれる場合でもこういった語彙は持ち合わせていないことが多いです。私の場合も数回診察に同行してくれたのですが、わからない単語が出てきた時に「今の単語どういう意味?」と聞いても彼もわからないことが大半でした。ビジネスでは絶対に出てこない語彙ばかりだと思うので、自分で調べておくことが大切です。

持病とその状態

    Have you ever had any major illnesses before?(今までになにか大きな病気をしたことはありますか?)
  • I have several fibroids. (私にはいくつか子宮筋腫があります。)
  • According to my doctor, I don’t need an operation. (主治医によると、手術の必要はありません。)
  • I have completely recovered from that disease. (その病気は完治しています。)
  • I receive a follow-up examination. (経過観察を受けています。)
  • I have high blood pressure. (私は高血圧です。)
  • I take medication for high blood pressure. (私は高血圧の薬を飲んでいます。)

今現在も病気があり治療を受けている状態なのか、過去に治療をして完治している状態なのか区別して説明できるとよいです。

また、服用中の薬などがあれば、なんの薬なのか説明する必要があります。

手術歴

    Have you ever had any operations?(今までになにか手術をしたことはありますか?)
  • I had an operation for fibroid in 2017. (私は2017年に子宮筋腫の手術をしました。)
  • I have had an operation for that disease.  (その病気の手術を受けたことがあります。)

いつ、なんの手術をしたかを正確に伝える必要があります。私は婦人科系の手術歴があったので、いつ手術をしたかなどメモをして初診の準備をしました。

どんな手術をしたのか、その後の経過も当然聞かれます。手術名は説明が難しかったため、辞書で調べて単語そのものをメモしていきました。おかげで話がはやかったです。

妊娠歴・不妊治療歴

    Have you been pregnant before?(今までに妊娠したことはありますか?
  • This is my first pregnancy. (はじめての妊娠です。)
  • I miscarried at three months. (3か月で流産しました。)
  • I had a miscarriage last year. (去年流産しました。)
  • I got infertility treatment. (不妊治療をしていました。)

妊娠歴・不妊治療歴も、初診時、入院時ともに確認されました。どんな治療をしていたのかを説明できるように準備が必要です。

生理の状況

    Could you tell me the first date of your last period?(最後の生理開始日を教えてもらえますか?
  • It was January Fifteenth. (1月15日でした。)
  • I had a terrible period pain before. (私は以前はひどい生理痛でした。)
  • I have irregular periods. (私は生理不順です。)
  • I have regular 28 day cycles. (私は28日周期です。)

出産予定日を確認するために最後の生理の開始日や生理周期を必ず聞かれます。生理中に痛みなどのトラブルがある場合は、それも伝えておくとよいと思います。

アレルギー

Do you have any allergies?(なにかアレルギーはありますか?)

  • I have food allergies.(私は食物アレルギーがあります。)
  • I have an allergy to milk. (私は牛乳アレルギーがあります。)
  • I have an allergy to this medication. (私はこの薬にアレルギーがあります。)

アレルギーも必ず聞かれます。入院時には日本と同じようにアレルギーを表示したリストバンドを付けてもらいました。

家族の病歴

    Could you tell me your family history?(家族の病歴を教えてもらえますか?
  • My mother passed away of stomach cancer when she was 60 ears old. (母は60歳で胃癌で他界しました。)
  • My mother has high blood pressure. (母は高血圧です。)
  • My father has diabetes. (父は糖尿病です。)

自分のことだけでなく、家族の大きな病気も確認しておく必要があります。

事前に準備しておくことが大切

普段なかなか使わない語彙ばかりなので、事前の準備に私はとても救われました。

急病での初診ではなく、「妊娠したかも?」の初診時には受診前に時間があると思います。日本語でもメモがあると伝え忘れがなく安心、英語ならなおさらでした。

事前に伝え忘れがないよう、英語でも最低限伝えなければならないことが伝えられるよう、事前準備をして診察にのぞみましょう。